学名 Erodium chrysanthum |
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黄色いエロディウムとして名高い原種。紙細工のようなクリーム色の花を咲かせる。アルプス山脈原産。 Erodium(エロディウム)(和名・オランダフウロ)ゲラニウム程ではないが100種ほどの原種が世界各地に自生している。 海外では魅力的なハイブリッド品種も多数作出されている(日本ではほぼ入手不可能) 日本では「エロディウム=ヒメフウロ」として流通していますが、本当の「ヒメフウロ」はゲラニウムの日本自生の 原種ゲラニウム・ロバーティアヌム(Geranium robertianum)の1品種にのみに与えられた名前。 ヒメフウロで流通している植物の多くは海外原産のErodium reichardii およびその交雑種である。 日本の山野草で販売されている全ての「ヒメフウロ」は日本の山野草では無い。、エロデイウム属は日本に1種も 自生していない事を表記したい。 株の形状・花の大きさ 株の形状ロゼット状。葉は切れこみの細かいシルバーリーフ。高さ15〜25cm。 花期は初夏以降。 株の栄養状態にもよりますが花径は2.5cm程とエロデイウムの中では中輪タイプ。耐寒性マイナス20℃。 栽培方法・繁殖方法 栽培適地、日当たり・半日陰。(半日陰では花付きが悪くなる)このエロデイウムは日当りを好み開花に日照がかなり影響します。 寒冷地では地植えで年々大ききな株になり特別な方法は必要無し。梅雨・熱帯夜などがある暖地の場合は高畝栽培するかロックガーデン・鉢栽培などが必要でしょう。 株分け・種蒔き 写真撮影・2005年7月。 |